*

選択した語からノードを作成 – In Vivoコード

公開日: : ノード ,

「In Vivo(イン・ヴィボ)コード」をご存知でしょうか。普段コーディングする際は、ノードの名前をユーザーが入力しますが、In Vivoコードは選択した単語やフレーズをそのままノードの名前として使う方法です。インタビューを受けた人の言葉をそのままノードに反映したり、大量の資料を読みながら目についた単語で手早くノードを作っていきたい時に便利な機能です。

A

通常のコーディングと同様に、まずはコーディングしたい部分を選択します。

B

右クリックしメニューから<In Vivoコード>を選択するか、または、<Ctrl>キーを押しながら<F8>キーを押します。

C

これだけで、ノード名をタイピングすることなく、「夫と一緒に」というノードが作成でされました。

D

もっと長いフレーズを選択しても、選択した部分がそのままノード名になります。

E

同じ言葉を<In Vivoコード>しようとするとどうなるか試してみましょう。「夫と一緒に」がもう一度出てきましたので、同じ手順で<In Vivoコード>を選択します。

G

ダイアログボックスで「はい」を選ぶと、

H

既存の「夫と一緒に」にコードします。リファレンスが2になっていることでコードされたことが確認できます。

I

「いいえ」を選んだ場合は、

J

「夫と一緒に(2)」というノードが作成されました。

ノード名をタイプしない分、コーディングに集中できますし、作業時間が節約できそうですね。<In Vivoコード>で作成したノードも、後で名前を変えたり階層化したりできます。

参考ソース: Make a node from selected text (In Vivo code)

関連記事

自動コード機能でケースを作成

インタビューをMS Wordで書き起こした場合、自動コードの機能を使用してケースを作成することができ

記事を読む

分類を取り込む アイキャッチ

分類(属性情報など)を取り込む(NVivo 10 for Windows)

NVivoの機能の一つに分類というものがあります。これはプロジェクトにあるソースやノードをその名の通

記事を読む

コーディングと同時に新規ノードを作成する

NVivoに取り込んだ資料を見返していると、当初は想定していなかった新しいコードをが思いうかぶ事があ

記事を読む

ノードの順番を自由に入れ替える方法

NVivoを使いはじめるとノードの数が増えて、管理が煩雑になってきます。標準設定ではノードの順番はア

記事を読む

NVivo 11 Plus で自動コーディング その3 – ソーススタイルまたは構造を使用

インタビューの "発言者" や "設問内容" といった決まった形式に基づいてデータを整理するのに役立

記事を読む

NVivo 11 Plus で自動コーディング その2 – 感情を特定

NVivo 11 Plus for Windowsで使える自動コーディングをご紹介します。 自

記事を読む

NVivo 11 Plus で自動コーディング その4 – 既存のコーディングパターンを使用

NVivo 11 Plus for Windowsで使える自動コーディングをご紹介します。 自

記事を読む

NVivo 11 Plus で自動コーディング その1 – テーマを特定

NVivo 11 Plus for Windowsで使える自動コーディングをご紹介します。 自

記事を読む

ノードのリストビュー表示を変更する

ノードのリストビューを使いやすいようにカスタマイズする方法をご紹介します。 ノード表示「下」

記事を読む

ソースリストからケースを作成する

ソースリストからケースを作成する方法をご紹介します。 大勢にインタビューしたデータをNVivo

記事を読む

コメントを残す

NVivoのアクティベーションができない場合の原因と対処法

NVivoのインストール後、アクティベーションができない場合は以下いず

音声や動画のファイルをプロジェクトにインポートできない場合の対処法

音声や動画のファイルをプロジェクトにインポートできない場合の対処法

MacOS 10.14(Mojave)でNVivo11 for Macが起動できない場合の対処法

MacOS 10.14(Mojave)では新しい「セキュリティとプライ

→もっと見る

PAGE TOP ↑