ワード頻出度を表示する
この画像のように、取り込んだデータや特定のノードでコーディングされたソースを対象としてどのような言葉が利用されているのかを簡単に取り出すことができます。
以前のバージョンと比べましてNVivo10から日本語の解析が改善され、日本語の環境でも使い勝手が良くなりました。ではその方法をご紹介します。
*NVivo 11 for Windows をご利用の方は、頻出語を特定する(NVivo 11) をご覧ください。
*本操作の前に、データの取り込みが必要となります。
1.クエリウィザードを実行する。
画面上部のクエリ>クエリウィザードと進みます。
2.クエリウィザードに従って、進めていきます。
この画面で”コンテンツ内の頻出用語を特定”を選択し、次へ。
まずは画面のように
語を表示 : 100
最低単語長:2
グループ化: 同じ拡張の語を含む
として進めてみましょう。
全てのソースを選択します。
“選択したアイテム”では、特定のソースや特定のノード内に含まれる単語を指定できます。
“選択したフォルダのアイテム”では、フォルダ単位で整理されているグループ内のソースやノードから頻出語を検索してきます。
“このクエリを一回実行”を選択して、”実行”をクリックすると、結果が表示されます。
*”このクエリをプロジェクトに追加”を選択した場合には、このクエリを後から実行するときにこの条件を保存することができます。
3.結果の表示
表示された頻出語の結果は表形式になっていますので、右側に現れる”単語クラウド”を選択しましょう。
単語クラウドが表示されました。
追記) この画面の気になる単語の上で右クリック → テキスト検索クエリ と辿ると、すばやくその単語を中心としたワードツリーの表示に事もできます。詳しくはワードツリーを表示するの2番目以降の手順をご参照ください。
以上です。ご不明点などありましたら、コメントください。
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