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分類(属性情報など)を取り込む(NVivo 11)

NVivoの機能の一つに分類というものがあります。これはプロジェクトにあるソースやケースをその名の通り分類できるのですが、例えば、アンケートの回答者のAさんに対して、一つのケースを作成して、属性(年齢や性別、出身地など)を割り当てることができます。この分類を与えておくことによって、分析をする時に世代別や男女別毎の傾向を可視化することができるようになります。

今回は、回答者別のケースが存在していて、それぞれのケースにExcelなどで事前に作成した属性シートをプロジェクトに取り込んで、NVivoで利用できるようにする手順をご紹介します。

*この記事はNVivo 11 Plus for Windowsを使用して作成しました。
*NVivo 10 for Windows をご利用の方は、分類(属性情報など)を取り込む(NVivo 10) をご覧ください。


<データ取り込みのイメージ>

1.属性シートに入っている名前と同じケースがある事を確認します。もし存在しなければそのままステップ2へ(後から自動作成します)。

2.外部データメニュー>インポートの項目にある”分類シート”をクリックします。

3.分類シートウィザードが表示されたら、参照をクリックして属性シートを選択し、”次へ”をクリック。


4.分類シートのインポートウィザード – 2/4 では、次の設定を確認してください。

分類タイプ > ケースの分類 を選択
“存在しない場合は、新しい属性を作成” にチェック
“既存ソースまたはノードの分類を更新” にチェック
上記が終わったら”次へ”をクリック。

5.分類シートのインポートウィザード – 3/4 では、次の設定を確認してください。
“名前として”にチェック
このプロジェクトでこれらのケースの場所>ケース (もしくは任意の場所)
存在しない場合は、新しいケースを作成
上記が終わったら”次へ”をクリック。

6.分類シートのインポートウィザード – 4/4 では、属性の表示方法を設定します。
設定が完了したら”終了”をクリックします。

※”アクションが成功しませんでした。エラーの詳細を参照できません。”とエラーが出る場合には、インポート対象のファイルが開かれている可能性があります。一度対象となるファイルを閉じて、再度実行してみてください。

7.属性シートがインポートされました。

8.各ノードに情報が付与されている事を確認します。
対象のケースを右クリックして、”ケースのプロパティ”をクリック。

9.ケースのプロパティが開いたら、”属性値”をクリック

10.取り込んだ属性値が表示されます。

分類情報が追加されたことがわかります。

この分類情報を付与しておくことで、後々特定グループだけを抽出してデータを見たりという事も容易にできるようになりますので、お試しください。

参考ソース NVivo help : About Cases

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