ドキュメントの最初の段落を説明として読み込む
NVivoでデータを読み込む際、ファイルごとに説明文をつけられることをご存じでしょうか。後で見直したり、他の人がレビューする際などに便利な機能です。ドキュメント(テキストファイル、MS Wordファイル)をソースにインポートする際、最初の段落を説明文として読み込む方法をご紹介します。
例として、インタビューを書き起こしたテキストがあり以下のように最初の段落に対象者の概要が入っていドキュメントを使用します。
オプションの「最初の段落を使用して説明を作成」にチェックをいれ<OK>をクリック。
ドキュメントの最初の段落が説明として読み込まれていることを確認して<OK>をクリックします。
複数のドキュメントファイルを指定して同じ手順で読み込んでみます。
読み込み後、それぞれの<ドキュメントのプロパティ>を見ると、最初の段落が説明として作成されているこを確認できます。
説明をタイプしたり、コピペしたりすることなく作成できますので、ちょっとした手間を省けそうですね。
参照記事: NVivo help : Import Documents and PDFs
関連記事
-
-
要約を作成する – フレームワーク行列機能
この図のようにNVivoのプロジェクトで整理したデータを一覧にまとめる機能が、フレームワーク
-
-
音声ファイルが読み込めない時の対処法
NVivo 10 / 11を問わず、M4Aファイル、mp3ファイルを始めとする音声ファイルの取り込み
-
-
トランスクリプトに発言者を追加してケースを作成
インタビューなどをビデオや音声から書き起こして分析しているユーザーが多くいらっしゃるようです。誰が何
-
-
コーディングと同時に新規ノードを作成する
NVivoに取り込んだ資料を見返していると、当初は想定していなかった新しいコードをが思いうかぶ事があ
-
-
NVivo 11 Plus で自動コーディング その3 – ソーススタイルまたは構造を使用
インタビューの "発言者" や "設問内容" といった決まった形式に基づいてデータを整理するのに役立
-
-
コーディング箇所を表示する – コーディングストライプ
NVivoでコーディングの状態を確認するときに利用できる機能として、「コーディングストライプ」「ハイ
-
-
Survey Monkeyのデータを取り込む
アンケートを分析しようとした時、Excel形式でエクスポートすると手間がかかりますよね。NVivoは
-
-
手分けして書き起こし
動画や音声からテキストに書き起こすのは、時間と労力のかかる作業です。長いビデオを手分けして書き起こす
-
-
ドラッグ&ドロップでデータインポート
たいていの方が[データ]タブ(または右クリック)からファイルの種類を選択してNVivoにインポートし