テキスト検索クエリの結果をワードツリーで表示する
NVivo ではご自身の研究に必要なドキュメントから、単語を指定してその単語の前後でどのような事が述べられているかを可視化する機能がついており、これをワードツリーと呼んでいます。
この結果を表示させるための手順を以下に記録しておきます。
オプション設定について
“一致を検索”は、探したい単語をどの程度まで範囲を探すかを設定します。例えば一番左が完全一致となり”バスケ” “バスケットボール”という言葉はそれぞれ別の単語として検索結果を返します。逆にスライダーを右に寄せると、”バスケ” ”バスケットボール”を同じものとみなして検索結果を表示します。
“上位パス”では、検索の対象とするアイテムを設定できます。既にコーディングされた部分から探すのか、あるいは未分類のドキュメントから探すのかといった設定が可能です。
“場所”では、特定のユーザーが変更したアイテムを選択できます。
ワードツリーで注目した言葉の前後に思いもよらない言葉が出てくることも。この機能も使って色々な角度でデータを可視化してみてください。
参照情報 : NVivo help > Run a text search query > Preview the result
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