*

ワード頻出度クエリで不要な単語を非表示にする(停止語を使う)

ワード頻出度クエリを実行し、表示結果の中に研究に不必要な単語が出てくることがあります。例えばSNSのデータであれば、リンクに含まれる http:// などが該当します。こういったものがデータ探索のノイズになることもあるので、これらの言葉を表示しないように”停止語に追加”という機能をご紹介します。

単語クラウドから停止語を設定する

単語クラウド画面

1.単語クラウドを表示して、不要な言葉の上で右クリック

単語クラウド右クリック画面

2.”停止語リストに追加” をクリック

停止語を確認ウィンドウ

3.停止したい単語が入っている事を確認して、OKをクリック

クエリを再実行する画面

4.結果画面は変わらないので、クエリを再実行する必要があります。ナビゲーションメニューから、クエリ>最近実行したクエリ をクリック

クエリ確認画面

5.直前に実行したクエリが表示されるので、内容を確認して実行をクリック

クエリ再実行画面

6.対象とした単語が結果から非表示になりました

複数単語をまとめて停止語にする場合

サマリタブを表示する画面

サマリータブを選択して、対象単語を選択します(一つ目をクリックして二つ目以降はキーボードのCtrlを押しながら左クリック)。

サマリーで停止語を選択する画面

選択した単語の右クリックして、”停止語リストに追加”をクリック(パターンA)。もしくは、クエリメニューの停止語リストに追加 をクリック(パターンB)します。

停止語リストに入れた単語をリストから外す場合

プロジェクトプロパティを開く画面

ファイル>情報>プロジェクトプロパティ の順にクリックします。

プロジェクトプロパティ画面

プロジェクトプロパティが表示されたら、一般タブにある”停止語”ボタンをクリック

停止語画面

停止語ウィンドウが表示されますので、このテキストから停止語リストから外すものだけを削除します。

完了したら、OKをクリックして、プロジェクトプロパティ画面でもOKをして戻ります。改めてクエリの実行をする事で結果が表示されるはずです。

関連記事

テキスト検索コーディング

テキスト検索クエリで一括コーディング

NVivoでは単語を基準にして一括コーディングする機能があります。対象となるデータから漏れなく情報を

記事を読む

テキスト検索クエリの結果をワードツリーで表示する

NVivo ではご自身の研究に必要なドキュメントから、単語を指定してその単語の前後でどのような事が述

記事を読む

ワードツリーを最前面に – テキスト検索クエリ結果プレビュー

「テキスト検索クエリを実行したら、真っ先にワードツリーを見たい!」そんな時はテキスト検索クエリ結果プ

記事を読む

保存されたクエリの画面

クエリを保存する方法

何度も使うクエリはクエリウィザードの設定中にクエリを保存しておくのが良いです。例えば一度分析したプロ

記事を読む

英語だけの単語クラウドイメージ

ワード頻出度クエリで日本語が出ない→言語変更で解決(NVivo 10)

英語だけの単語クラウド[/caption] ワード頻出度クエリで日本語が出てこない場合、プロ

記事を読む

ワード頻出度画面

ワード頻出度を表示する

ワード頻出度[/caption] この画像のように、取り込んだデータや特定のノードでコーディ

記事を読む

単語クラウドを最前面に – 頻出語クエリ表示

頻出語クエリを実行すると、「サマリー」「単語クラウド」「ツリーマップ」「クラスター分析」の4つのビュ

記事を読む

テキスト検索クエリを使う

  調査・研究で必要な資料が集まって、その中から特定の単語を探し出すというの

記事を読む

英語だけの単語クラウドイメージ

頻出語クエリで日本語が表示されない(NVivo 11)

英語だけの単語クラウド[/caption] 頻出語クエリで日本語が出てこず、英語だけの結果が

記事を読む

頻出語を特定する(NVivo 11)

頻出語[/caption] 集めてきたデータを俯瞰してみてみたいとき、NVivoでは頻出語と

記事を読む

コメントを残す

NVivoのアクティベーションができない場合の原因と対処法

NVivoのインストール後、アクティベーションができない場合は以下いず

音声や動画のファイルをプロジェクトにインポートできない場合の対処法

音声や動画のファイルをプロジェクトにインポートできない場合の対処法

MacOS 10.14(Mojave)でNVivo11 for Macが起動できない場合の対処法

MacOS 10.14(Mojave)では新しい「セキュリティとプライ

→もっと見る

PAGE TOP ↑