テキスト検索クエリの結果をワードツリーで表示する
NVivo ではご自身の研究に必要なドキュメントから、単語を指定してその単語の前後でどのような事が述べられているかを可視化する機能がついており、これをワードツリーと呼んでいます。
この結果を表示させるための手順を以下に記録しておきます。
オプション設定について
“一致を検索”は、探したい単語をどの程度まで範囲を探すかを設定します。例えば一番左が完全一致となり”バスケ” “バスケットボール”という言葉はそれぞれ別の単語として検索結果を返します。逆にスライダーを右に寄せると、”バスケ” ”バスケットボール”を同じものとみなして検索結果を表示します。
“上位パス”では、検索の対象とするアイテムを設定できます。既にコーディングされた部分から探すのか、あるいは未分類のドキュメントから探すのかといった設定が可能です。
“場所”では、特定のユーザーが変更したアイテムを選択できます。
ワードツリーで注目した言葉の前後に思いもよらない言葉が出てくることも。この機能も使って色々な角度でデータを可視化してみてください。
参照情報 : NVivo help > Run a text search query > Preview the result
関連記事
-
ワードツリーを最前面に – テキスト検索クエリ結果プレビュー
「テキスト検索クエリを実行したら、真っ先にワードツリーを見たい!」そんな時はテキスト検索クエリ結果プ
-
ワード頻出度クエリで日本語が出ない→言語変更で解決(NVivo 10)
英語だけの単語クラウド[/caption] ワード頻出度クエリで日本語が出てこない場合、プロ
-
ワード頻出度クエリの設定変更
前回、ワード頻出度クエリで日本語設定をする方法を(ワード頻出度クエリで日本語が出ない→言語変更で解決
-
行列コーディングクエリ
行列コーディングはインポートされたデータ、コーディングされたデータを元に
-
テキスト検索クエリを使う
調査・研究で必要な資料が集まって、その中から特定の単語を探し出すというの
-
テキスト検索クエリで一括コーディング
NVivoでは単語を基準にして一括コーディングする機能があります。対象となるデータから漏れなく情報を
-
クエリオプションを使いこなす – 対象範囲を指定する
クエリ設定画面[/caption] テキスト検索クエリやワード頻出度クエリには、検索条件とし
-
ワード頻出度を表示する
ワード頻出度[/caption] この画像のように、取り込んだデータや特定のノードでコーディ
-
クエリを保存する方法
何度も使うクエリはクエリウィザードの設定中にクエリを保存しておくのが良いです。例えば一度分析したプロ
-
単語クラウドを最前面に – 頻出語クエリ表示
頻出語クエリを実行すると、「サマリー」「単語クラウド」「ツリーマップ」「クラスター分析」の4つのビュ